スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「Star TrekⅡ:The Wrath of Khan / スター・トレック2 カーンの逆襲」

監督:Nicholas Meyer / ニコラス・メイヤー



 劇場版第1作『スター・トレック』は大ヒット作となったが、スター・トレックファンにとっては期待はずれの感が強い作品であった。そんなファンたちも『スター・トレック 2 カーンの逆襲』の「典型的なスター・トレック」のシナリオにはかなり御満悦のようである。ストーリーはTVシリーズのエピソード「宇宙の帝王」を元に、提督に昇進したカークがこれまでの因果の報いを受ける、といった内容。優性人類カーン(リカルド・モンタルバン)はカークによって未開の惑星に追いやられたことを恨み、復しゅうを画策している。やがて2人の対決はジェネシス計画をめぐる争いに及ぶことになる。ジェネシス計画とは、全惑星を人類が生存可能な星に改造しようとする重要機密プロジェクトである。計画に携わってきたのはカークのかつての恋人(ビビ・ベッシュ)と今や成人したその息子。スポックが若いバルカン人サービック中尉(後のシリーズでも別の役で登場するカースティ・アリー)を指導する一方で、カークはカーンとの戦いで辛い結末を迎えることになる。クライマックスの宇宙戦と予期せぬ危機によって最高の親友を失うカーク。各キャラクターに焦点を当てたファン待望の内容に、特撮効果や見応えある悪役(モンタルバンの見事なメロドラマ的演技が貢献度大)がストーリーを盛り上げ、ユーモア、興奮、驚くまでの想像力が巧みに融合した作品となった。ニコラス・メイヤー監督(今後、スター・トレック作品でこれほどの傑作を生み出せる人物が現れるだろうか)は「白鯨」、シェークスピア悲劇、第二次世界大戦中の潜水艦スリラー、目もくらむSFといった要素を結集、スター・トレック映画の続編を成功へと導いたのである。(1982


関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。