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「Touch of Evil / 黒い罠」

監督:Orson Welles / オーソン・ウェルズ





 鬼才オーソン・ウェルズが監督した異色サスペンス映画。メキシコとの国境近くのさびれた町で発生した、自動車爆破に端を発する怪事件を描くフィルム・ノワールの名作。
 この映画がカラーで撮影・上映されていたなら、これだけの雰囲気は出なかったかも知れない。冒頭、メキシコの田舎町の夜の光景が描写される長いワンカットから、モノクロ映画特有のトゥルー・ブラックが醸し出すダークな画調と異様な雰囲気に引き込まれてしまう。不気味に鳴り響くヘンリー・マンシーニの音楽も出色の出来。
 ひと癖もふた癖もありそうなキャラクターが跋扈する中、俳優としても出演しているオーソン・ウェルズの存在感がひときわ異彩を放っており、彼の代表作『第三の男』のハリー・ライムと比べてもひけをとってはいない。またマレーネ・ディートリッヒが特別出演しており、妖艶な姿を見せている。
 メキシコとの国境近くにあるアメリカの町で起きた不可解な爆発事故を偶然目撃したメキシコの調査官が、アメリカの刑事と共同捜査を始める。しかし、メキシコの調査官は強引に捜査を進めるアメリカの刑事に次第に疑問を持ち始める…。監督・出演に「マクベス」のオーソン・ウェルズほかで贈るサスペンス作品。(1958


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