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「十八歳、海へ」

監督:藤田敏八 出演:森下愛子, 永島敏行



 平凡な若者たちの隠された暗部を抉る中上健次の短編小説を、森下愛子主演で描く青春ドラマ。心中ごっこを繰り返し、刹那的な青春を生きるカップルと偶然知り合った浪人生のひと夏の出会いと別れを鮮烈に描く。監督は『八月の濡れた砂』の藤田敏八。
 夏期講習で賑わう予備校、テスト結果がはり出されている。トップに釧路出身の優等生・有島佳、ビリには今治からアルバイトをしながら通う桑田敦夫の名前があった。2人は夏の日差しが落ちた夜の海へ出かける。敦夫には桂の肉体がまぶしい。2人は、バイク青年が暴走族に絡まれているのを見かける。同じ予備校の森本英介だった。森本は暴走族のリーダーと、石を抱いたまま海の中にどれだけ進んでいけるかを勝負し、死の瀬戸際で勝利する。。敦夫と桂は、何気なく同じ行為をしてみる。途中でしらける敦夫、どこまでも真剣な桂は更に深みへ入っていく。散歩中の老人が心中と思い込み2人を助ける。老人は2人に小切手を渡した。「心中狂言」に2人は味をしめ、惹かれて行く。英介は病院を経営する父と裏口入学でモメて以来、家を出て東京でホテルのボーイをしながら予備校に通っていた。心中ごっこで、死と隣り合わせの瞬間に喜悦を感じた桂は、英介に興味を持つ。夏が盛りを迎える中、肉体をもてあましやるせない焦燥が乱反射するように、「心中狂言」が思わぬ顛末を巻き起こしていく…。(1979)


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